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「社長日記」の一覧

2009年06月16日 【社長日記】

 

先週の金曜日に、弊社クライアントの事業発展計画発展会(新社長就任式典兼ねる)に
出席をさせていただきました。
 
事業発展計画発表会と、発展という2文字が、新社長のこれからの決意を表して
いるように思いました。
 
このような事業発展計画発表会に、お付き合いをさせていただいてたった2ヶ月の
弊社をお招きいただき、本当に光栄であると同時に感謝いたします。
一緒になって当社の事業の発展に尽力させていただきたいと、心から思う次第です。
 
さて、当社の事業発展計画発表会終了の後、基調講演として㈱佐藤満国際経営農業研究所
社長の佐藤満氏の講演がありました。
説得力のあるお話しぶりで、感じるところがありましたので、一部そのポイントのみご紹介します。
 
佐藤氏は、なんと㈱日本ゼネラルモーターズの社長を経験された方です。
実は、氏自身がGMに引き抜かれた当初から、GMは顧客のことを考えた戦略はとって
いなかったそうで、それが嫌になり退職をされています。
(本当のところはもちろん知る由もありませんが)
 
佐藤氏いわく、GMが潰れた理由は、「顧客に買ってもらえなくなった」、
事業の目的である「お客を増やすことができなかった」だけと、簡単に言い切っておられました。
 
まさに、企業は環境適応業、お客様志向の会社が生き残る。
また、企業の業績格差は、戦略格差(経営者格差)であり、
潰れる会社は、社長も従業員も、他人責任論者が多いということも力説されていま
した。
私がドッキとしたのは、環境・他人責任論です。
人は、本当の原因は自分にあるのに、うまくいかないことを、
環境や他人のせいにしてしまいがちです。
 
私もよくよく考えてみると、環境・他人責任論者になってしまうことがあるなという
ことです。
原因自分論でことを進めないと、経営者=会社は、すぐにだめになってしまいますね。
 
どんな環境であっても、前向きに適応し、できれば改善をしていく。
これが大事だと思います。
「こんなはずじゃなかった」「あれがないこれがない」「俺にはあわない」といって
辞めていく方は、また同じことをくりかえすんでしょうね。
 
それでは、ブログ第49号は、「ファシリテーション」についてです。
 
●「ファシリテーション」
定義) 会議やミーティングの場においてメンバーの意見や自発性を引き出し、短期間に成果や結論を導き出す。
●行動例でチェック)
1.ホワイトボード等を使い、議論の論点を明らかにするグループ化や体系化をしている。
2.アイスブレイクを用いてメンバーが発言しやすい場を作り、意見を活発に出させている。
3.成果がメンバーにイメージできるよう、具体的な数字や図、グラフ等で示している。
4.メンバーの歩調をあわせるために「目標達成へのプロセス」や「各自の役割」をあらかじめ具体的に示している。
 
社長や上級幹部が、部下に対して「目標達成へのプロセス」や「各自の役割」を、
あらかじめ具体的に示すのは、中小企業にとってとても大事だと考えます。
 
ただ、往々にして、中小企業の社長や上級幹部は、忙しく動き回っており、
指示も漠として抽象的になりがちです。
 
このような状態をつくると何が起こるか?!
私の経験では、次のようなことがよくおこります。
 
従業員側:
○なにを、どの程度、いつまでにしていいのか分からず、ストレスが溜まる。
○やりすごせば、社長もわすれるから、ほかっておく。→社長がなめられてしまう。
○社長や上司への信頼感がもてなくなる。
 
社長:
○従業員が給料以上に働いてくれない。成果をあげてくれないと愚痴が多くなる。
 →環境・他人責任論
○事業が具体的に進んでいかないので、会社が停滞してしまう。
 
これらは、本当によく多くの中小企業で見かけることです。
指示を具体的にださない社長は、「その時点で経営に関心が薄い」
「自分に自信がない=戦略がない」「従業員に遠慮しすぎ」といったことがあるように思います。
 
とにかく社長(または上級幹部)は、従業員に遠慮せず、具体的に指示を出すべきです。
まちがったら、これも遠慮なく修正すればよいと考えます。
 
大まかな指示でOkなのは、将来の幹部候補や2:6:2の上位20%に入る人です。
ただこの大まかな指示は、考える裁量や創造性を与える趣旨のものでないといけません。
いい加減に社長が指示をだすのとは、大違いですので、ご注意を。
 
ファシリテーションから、経営者の指示の仕方に、話が飛んでしまいましたが
お許しください。
 
とにかく社長(上級幹部)には、具体的に示すファシリテーション力が必要です。
 
次回は、「エンパワーメント」についてです。
 
 
 
 
 
 
 
2009年06月08日 【社長日記】

 

私は、デライトコンサルティング㈱の他に、デライト社会保険労務士事務所の
責任者をしております。
最近、社会保険労務士の業界や仕事のことで、強く思うことがあります。
 
社会保険労務士は、個人事業主として事務所を開設されている方が大半ですが、
近年労働経済環境が激変し、労務管理も多様化、高度化、複雑化しています。
 
士業というと、会計士、税理士、弁護士などいろいろとありますが、それら士業と
比べても、社会保険労務士を取り巻く環境変化は、最も急激に変化していると思います。
 
このような環境変化の中、社会保険労務士はどのように環境変化に適応し、
事業を継続していったらよいかが課題になります。
言い換えれば、いかにクライアントによいサービスを継続的に提供し続けていけるかです。
このことが、もっとも重要です。
 
私は、以下のことを、私自身も含め、社会保険労務士のみなさんに結論として提案したいと
考えています。
 
     同じ経営理念のもとに、組織として団結し、個性を発揮すること。
 
なぜ、私がこのようなことを言うのかと申しますと、答えは簡単です。
 
クライアントは会社であり、組織(継続が前提)だからです。
また、労務管理の相談や総務人事業務アウトソーシングの潜在ニーズは非常にあり、
ビジネスとして捉える(捉えなければならない)市場となっているからです。
 
個人事業主で仕事をしていると、継続性に疑問が残り、ビジネスとしてのチャンスも
失ってしまう場合があります。
社会保険労務士がビジネスとしてのチャンスを失うことは、
労務問題で困っている企業にとっても損失ということにもなります。
 
このようなことから私は、社会保険労務士法人(今は自由度はなく、大変活動しにくいが)
化を少なくとも促進し、クライアントの期待に応えていかなくてはならないと考えています。
 
いったん、自分の利益や欲は横に置いていただき、組織として協力して仕事をすれば、
個人で仕事をする以上に、報酬が得られ、誇りをもてると確信します。
 
どなたか、一緒にやってみようじゃないかと思っていただける方がいらっしゃいましたら、
是非お声がけください。
 
それでは、ブログ第49号は、「メンバーへの公平さ」についてです。
 
●「メンバーへの公平さ」
定義) 個々のメンバーの持つ様々な価値観や意見を尊重し、公平に扱う。
●行動例でチェック)
1.メンバー全員と面談するなど、平等に機会をもっている。
2.具体的な事実に基づき、是々非々の評価をしている。
3.性別、学歴、国籍、思想が違っても同じ扱いをしている。
4.自分と反対の意見を言うメンバーの話も、平等に取り上げ聴いている。
 
中小企業でよくある話ですが、具体的な事実に基づいて評価されないことが
多々あります。
 
特に、中小企業経営者は、トップ営業やお付き合い、勉強会などの出席で、多忙を極めていることが多く、
現場の社員をしっかり見ていない方がいらっしゃいます。
 
しっかり見ていなくても、信頼のおける番頭さんがいればよいのですが、
なかなかその番頭さんがいないのが現実です。
ちなみに、名番頭さんは、社長の数よりうんと少ないと思います。
(私の感覚では、20社に1社くらい名番頭がいる)
 
そうなると、何が起こるかですが、
社長がたまたま会社に戻ったときに、一瞬目にした社員の言動のみで
評価をしてしまうことがあります。
 
この評価は、社長の中では永遠にイメージとして残り、悪い評価の人として、
定着してしまいます。(逆もあり)
 
私の経験からして、同僚や周りの人から評価が高い人でも、社長の評価が芳しく
ない従業員は何人も見てきました。
 
社長に聞くと、「就業時間中におしゃべりしていて、遊んでいるように見えた」程度のことが、
たまたま2回くらい続いたというものです。
 
このようなイメージをもたれ、昇給しなかった、または昇給が抑えられた従業員さんは
よく目にしましたね。
特に昇給・賞与決定前にこのようなことがあると、従業員は浮ばれません。
 
このようなイメージをもちやすい経営者の特徴は、経営者自身が非常にできる方で、
365日働いているような方に多いです。
 
私は、従業員さんの肩を持つわけではありませんが、社長のこのような見方は、
メンバーへの公平さには欠けるなと考えます。
 
そのような社長さんの会社では、やはり従業員が萎縮気味であったり、ゴマすりなんかが
横行したり、自分のためにがんばろうなんて考える人はいなくなります。
結局社長に跳ね返ってくるんですね。
 
だから私は、社長に向かって、「メンバーへの公平さに欠けます」よと言いたい訳です。
 
社長または管理職の方は、常に現場でおこる事実を自分の目でしっかり把握しておいてください。
そうすれば、おのずと公平な見方ができるようになるはずです。
 
次回は、「ファシリテーション」についてです。
 
 
 
2009年06月01日 【社長日記】

 

先日、DCC社内勉強会(労務研究会)で、日本人の自殺者が先進国の中でも非常に
多く、その数年間3万3千人くらいという話題がでました。
 
私はこの件については、大変関心がありましたので、
担当講師(オバマさん)に、自殺に関しもう少し詳細なデータを探してもらえるよう
依頼しました。
 
彼女から提供された資料(出所:平成20年6月発表 警察庁統計資料)によりますと、
日本の自殺者の特徴が素人でも、はっきり分かりました。
まさに、世の中の動きそのものでした。
いくつかその特徴をご紹介したいと思います。
 
     自殺者数:33,000人
     年度推移:平成10年から急激に増加(約9,000人の増加)
     職業別自殺者数:管理職が圧倒的に多く、約半数を占める
     男女別自殺者数:男性が圧倒的に多く、女性の3倍くらい
     自殺原因:健康問題48%、経済生活問題24%、家庭問題12%
 
これらを総合しますと、日本の自殺者は、会社での様々なストレスや健康問題を抱えた
管理職に代表されるということになります。
 
日本人は真面目で、繊細ですからこのような結果になるのでしょうか。
あるいは、環境に適応する力が弱いんでしょうか。
ともかく、このような結果は、日本の企業社会の歪を浮き彫りにしているのではと考えます。
働き盛りの管理職が自ら命を絶つのですから、本当に日本の国益にかかわる由々しき
問題です。
 
そういえば、日本が先進国から実質落ちてきたのは、10年前くらいでしたね。
やはり、自殺と国益、国民一人当たりのGDP(現在世界22位)などの指標は、
関連がありそうです。
 
管理職の自殺者が少ない国、このような社会や国家が理想的ですね。
管理職がイキイキしている社会こそ、健全な社会と考えます。
 
それでは、ブログ第48号は、「創造力」についてです。
 
●「創造力」
定義) 独創的または付加価値の高くなりそうなアイデアを、
業務や商品、サービスづくりに取り入れる。
●行動例でチェック)
1.思い浮かんだアイデアをすぐにその場でメモしている。
2.無邪気な発想を持って、商品やサービスを考えている。
3.頭の中でビジュアル的に考え、そのイメージを絵や形にしている。
4.固定概念や限界を排除し、自分の思ったままを形にしている。
 
思い浮かんだアイデアというのは、とても貴重です。
なぜなら、アイデアというのは、そんなに思い浮かぶものではありません。
また、アイデアが浮ぶときは、それなりに物事に熱中している時ですから、
そのような時に、思い浮かんだアイデアは、価値があります。
 
ところが、アイデアはそのときにメモでもしないと、直ぐにどこかへ消えてしまいます。
世の中、本当にすばらしいアイデアが、メモをしなかったがために何億と消えている
のではないでしょうか。
 
なぜ、メモを取らなかったのか?
たまたまメモの習慣がなかったということかもしれません。
でも、単純な話、私は多くの場合、アイデアが浮んだ瞬間に、
メモ帳とボールペンが手元になかったからだと思います。
 
このように考えるとメモの習慣は、メモ帳とボールペンを体に身に付けることからですね。
 
創造力というのは、メモした情報をさらに膨らませたり、何かと関連づけたり
することによって、発揮されるものと思います。
 
メモ帳とボールペンをもっただけで、人生良い方向に大きく変われば、
こんなに安い買い物はないですね。
 
 
 
次回は、「メンバーへの公平さ」についてです。
 
 
2009年05月25日 【社長日記】

私の娘(小5)は中学受験のために、塾に通っています。

塾に通うこと自体は、賛否両論あると思いますが、
小学校では教えてくれないことも、沢山学べるみたいです。
(私自身本当は、塾には行かせたくない、なければいいのに派です)
 
娘はどちらかというと、おとなしく、上昇志向の弱い性格でした。
少し心配していましたが、塾に入って変わりましたね。
 
塾では、毎週のようにテストがあり、4ヶ月に1回くらいクラス替えが
あります。
テスト結果は、全員の前で張り出され、誰が何点とって何番目かが、
はっきり分かります。
入塾当初娘は、成績下位に甘んじていました。
さすがに、娘は悔しい思いをしたのでしょうか?
自発的に、目標を持って、勉強に取り組むようになりました。
土日にも勉強します。
 
私なんか子供のころ、土日に勉強した記憶は全くありません。
娘にある意味、頭が下がります。
 
私はよく娘に、勉強よりもっと大事なものがあるよと言って聞かせます。
それは、「人の気持ちが分かる人間になること」であると。
 
さすがに、勉強ばかりしますと、このようなことがは疎かになるかなと心配でしたが、
親の取り越し苦労でした。
 
塾では競争があります。
意外にもその競争が、「人の気持ちが分かる」ところに繋がっていたりするんですね。
 
昔は、いろんな場面で競争がありましたが、
そこから子供なりに物事を考えるキッカケや人の気持ちを察していたような気がします。
 
競争は行き過ぎるとよくありませんが、行き過ぎる前の適度な競争は、
やはり子供の育成にとっては良いのだと思います。
(親が介入にて、競争をあおるのはどうかと思いますが)
 
みなさんは、どうお考えになりますかね?
 
それでは、ブログ第47号は、「マーケティング力」についてです。
 
●「マーケティング力」
定義) 商品やサービスについて、どのようにすれば顧客に受け入れられるか調査、検証をする。
●行動例でチェック)
1.環境の変化に応じて、顧客ニーズをヒアリングし、開発に活かしている。
2.商品やサービスの「強み、弱み、機会、脅威」を見極め、マーケットや商品、
サービスの絞込みをしている。
3.まずは仮説を立てた上で、限定市場のテスト販売でモニタリングし、
  これを検証している。
4.商品やサービスの市場ポジショニングを明確にし、他社との差別化を図っている。
 
マーケティングは、大企業のものであるという感覚を持っている人が多いかもしれません。
しかし私は、マーケティングこそ中小企業にとって必要であると考えます。
 
特に、中小企業は、経営資源が限られているため、ニッチな市場において、いかにシェアをとるか。いかに利益を上げるかが、最重要課題です。
これまさに、マーケティングの真髄ではないかと思うのです。
 
現在の大企業も最初は中小企業であり、ニッチ市場で生きていたと思います。
今でも大企業をよく観察してみると、ニッチ分野の集合体である場合も多々あります。
 
大企業は知名度、資本力がありますので、中小企業は本当にニッチ分野に特化して
前向きに生き、存在感を示す必要があります。
 
大企業に勝てる差別化。他と違う存在感を示せる差別化。
これが命です。
 
また、差別化のもうひとつ重要な効用は、従業員の誇りとなり、生きがいを与えることです。
経営理念も大事ですが、現場ではたらく従業員にとっての、商品やサービスを提供する
拠り所となるのが、差別化であると考えます。
 
 
次回は、「想像力」についてです。
 
 
 
 
2009年05月18日 【社長日記】

 

デライトコンサルティングでは、クライアントの皆様及びお世話になっている皆様に
「でらいとニュース」(隔月)と「人事労務ニュース」(毎月)をお届けしています。
 
先週の金曜日、岐阜に管理職研修で出張したときのことです。
帰りに1年くらいご無沙汰をしていました会社(DCCクライアントではない)に、
ご挨拶がてら寄ることにしました。
私の突然の訪問依頼ではありましたが、先方会社の部長さんは、快く迎えてくださいました。
 
その時の受付での出来事ことです。
初めてお会いした総務の女性社員の方からいきなり、
 
「デライトさんですか!いつもニュース読んでいます。」
「とっても分かりやすく、実務に役立っています。」
「本当にいつもありがとうございます。いつか御礼の連絡をしたかったんです」
と、感謝の言葉を頂きました。
 
突然のことで、これには私もびっくりしました。
でも、私たちが心を込めてお届けしているニュースを、本当に役立ててもらっている
方に遭遇し、こちらも感謝・感激です。
(手前味噌ですみません)
 
私たちのニュースは、主に中小企業の社長様向けにご提供し、費用もかかりますが、
こんなに喜んでくれる人が一人でもいたら、本当に継続する価値があるなと、
しみじみ実感しました。
 
これからも、実務に役立つニュースを、心をこめて書き続けたいと思います。
継続は力なりです。
ニュースを持ち回りで書いてもらっている、DCCのメンバーにも本当に感謝
ですね。
私はDCCメンバーのことは、とても誇りに思っています。
(これは手前味噌ではなく、本当に自信を持ってクライアントに誇れますよ)
 
それでは、ブログ第46号は、「交渉力」についてです。
 
●「交渉力」
定義) 相手の立場を尊重しながら、相手から合意を取り付ける。
●行動例でチェック)
1.機会を捉えて自分の価値観や自社の方針を、相手や顧客に伝えている。
2.あらかじめ交渉ストーリーと落としどころを想定している。
3.話の展開を想定した提案書や価格案を数パターン持って交渉に臨んでいる。
4.相手の本音をずばり指摘し、言い当てている。
 
交渉で大切なのは、相手の立場を尊重するということに尽きるのではないでしょうか。
交渉というと、自分の利益やメリットをどう勝ち取るかのように考えがちです。
また、そのようなことであると思い込み、特に相手のことを考えずに自分の主張ばかり
をしてしまう人もいますね。
 
よい交渉いうのは、まず相手に一歩譲り、自分の落としどころに落ち着かせるという
ことがポイントであると考えます。
 
結局は落としどころが大切な訳で、落としどころに到達すれば、交渉は成功であった
ということになります。
 
人間には、欲があります。
ついつい、自分の利益を頭からぶつけてしまいがちです。
交渉は、相手に勝つために行なうものではありません。
お互いが幸せになるために、あるいは社会にとってよいことをするために行なうものです。
 
したがってお互い、まず相手の利益を先に考えることが大切です。
特に、交渉を申し込んだ側は、なおさらですね。
 
ビジネスにおいて、そんなひ弱なことで生きていけるかと、叱られるかもしれませんが、
長い目でみると、よい交渉をお互いがすることは、ビジネスが長続きする秘訣であり、
双方にとって利益を残すことができるのではないかと思います。
 
事業は継続がもっとも重要です。
相手を尊重した交渉が、お互いの事業の繁栄と継続に繋がるのだと思います。
 
次回は、「マーケティング力」についてです。
 
 
 

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