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2019年07月12日 【スタッフ日記】
こんにちは、岸です。
 
世の中の、いつもラッキーな人(と思える人)とアンラッキーな人、その違いは何でしょう?
 
と唐突ですが、だいぶ前に読んだ本のことを思い出し、今さらながらに開いてみると、この本を読んでから、自分の行動に変化ができ、今でも継続しているあることに気がつきました。
 
『ラッキーをつかみ取る技術』(光文社新書)という本。
題名だけみると怪しいと感じられるかもしれません(笑)。
星占いや運勢占いの類の本でもありません。キャリア理論をベースに置いた、自分らしいキャリアを実現させるためのスキルまたはコンピテンシー開発に関するいたってまともな本です。キャリア自律の要諦をまとめた本と言えるかもしれません。
著者も決して怪しい人ではありません(笑)。小杉俊哉さんは、マッキンゼーでコンサルタント、アップルコンピュータで総務人事本部長などを経験され、その後人事コンサルタントとして独立されつつ、現在は慶應義塾大学大学院の特任教授などもされている方です。
 
ラッキーに対する本書のスタンスはこうです。
ラッキー(幸運なもの、幸運をもたらすもの)は、巡り合わせや偶然ではなく、なのでただ待っていればいつか巡り合うというものでもなく、自分の意志、働きかけで手にすることができるもの。言い換えれば、チャンス(運、偶然)を必然にすることができると考えるということ。
 
では、自分の意志、働きかけで何をすればよいか。
これを5つのステップに分け、以下のように整理し、1つ1つ解説されています。
 
ステップ1.ラッキーに備える
 1)つまらなさそうな顔をしている人には決してラッキーはこない
 2)楽観的に考えること
 
ステップ2.ラッキーを呼び込む
 1)エナジー・レベルを高く持つ
 2)ありのままの自分を出す
 
ステップ3.ラッキーを見つける
 1)ネットワークを作り、育てる
 2)洞察力を持つ
 
ステップ4.ラッキーを取りに行く
 1)自分の好奇心に蓋をしない
 2)あえて人とは違うことをやる
 
テップ5.ラッキーをモノにする
 1)自分の得意の型に持ち込む
 2)うまくいくまでやり切る
  
 
 
いかがでしょう?
僕自身は、この中のステップ3にある「ネットワークを作り、育てる」に特に注力し、今現在も意識して行動しています。それが冒頭で触れた「今でも継続しているあること」なのです。
 
それまで知らなかった方と知人からの紹介や自分からの積極的なアプローチでご縁をいただくと、世界が広がり、さらに新たにご縁を頂いたその方の向こう側へとつながっていく感覚、これが仕事も含む人生を豊かにしてくれているものなのだと実感しています。
  
たとえば、この本の著者の小杉さんとも知り合いになり、食事をしながら情報交換させて頂いたり、小杉さんが企業向けの研修をされる時に弊社の『持ち味カード』を使って頂いたりしたこともあります。最初はSNSでつながり、その後、小杉さんが登壇されるセミナーなどに出掛け、事前にアポを頂いて講師控室にお邪魔させて頂いたところからオフラインの付合いが始まりました。今も普段はSNSでやりとりさせていただくこともままあり、そこから得られる未知の世界の情報はとても有意義で、ラッキーと思えることが少なくありません。

最近ではSNSを通じてある有名出版社の女性社長や、知人を通じてこの秋公開予定の映画を撮られたばかりの映画監督など、仕事の専門分野が異なる方々とのご縁も頂け、直接やりとりさせて頂くと、やはり深い刺激をもらえ、生きる上での視野の広がりや視座の高まりを実感できます。
 
人は財産です。どんな人とご縁を頂き育んでいくのかがその人の人生そのものではないか。そう思うようになったのは50代半ばという齢の所為かもしれません。でもそれで豊かな人生を送れれば、これほどラッキーなことはないのではないでしょうか?
 
ラッキーは自分でつかみ取る。
これからもそのスタンスを保ちながら行動し続けようと思います。
 

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