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「社長日記」の一覧

2009年03月16日 【社長日記】

 

最近、クライアントの社長から、部下についての不満をよく聞きます。
 
中小企業社長の不満で圧倒的に多いのが、部下が期待していた成果
(稼ぎといってもいいでしょう)を上げてくれないというものです。
 
入社当初は、「○○という仕事について期待しているよ」「君には○○の仕事をして欲しい」
というふうに双方合意したつもりが、なかなか社長が期待する成果があがってこない場合に、
社長の大きな不満の種になります。私の経験上、中途採用では、入社6ヶ月、新卒だと2年
くらいです。
 
一時的な不満で終ればよいですが、大概は辞めてもらいたいというふうになります。
私は労務顧問として、社長の悩みを多く聴きますが、同時に社長が不満に思う従業員にも
話を聞くことにしています。
 
従業員が言うには、「社長が役割と責任・権限を明確にしてくれないから動けない」
「社長が言う(売上)目標は分かるが、指示が漠然としていてどう動いてよいか分からない」
ということが大半です。
 
双方に問題はあると思いますが、やはり雇用した責任や従業員を活かしきれていない
ということを考えますと、やはり社長から具体的にアクション(部下に指示・命令・話し合い)
すべきであると考えます。
 
結局、社長の不満の種は、社長自身が作っていることが多いということです。
社長が指示・命令しても、部下が成果を上げられないということであれば、
最終的に、社長も堂々と部下に今後の進退を選択させる話をすればよいと思います。
 
社長は部下としっかり向き合って、話し合いをすることが大切です。
社長が部下に遠慮したり、辞められるのを怖がっていたら、会社は絶対に発展しません。
 
それでは、持ち味カード第37号は、「顧客志向」についてです。
●「顧客志向」
定義) 常に顧客の立場に立って物事を考え、行動をする。
●行動例でチェック)
1.顧客のことを研究し、その特性を把握している。
2.顧客のために新しい提案、情報提供をしている。
3.顧客が「何を欲しているか」または「何に困っているか」を汲み取っている。
4.長期的な視点から顧客にとって耳の痛い話もしている。
 
顧客満足がなければ、仕事のリピートはこないでしょう。
仕事のリピートがあるということは、顧客は満足しているという証でもあります。            
 
ただし、どこまでのことをすれば、顧客が満足してくれるのか、
対価に見合った顧客満足とは、どの程度のものを言うのかが難しいところです。
 
サービスに時間を多くかけたり、懇切丁寧すぎるくらいキメ細かな対応をすることは
ビジネス上では必ずしも良いとは限らないと思います。
 
一つには、人件費がかかり過ぎ、企業が利益を稼ぎ出すことができなくなって
しまったら、本末転倒です。
また、相手も仕事や生活がありますので、よかれと思い余りかかわり過ぎるのも
顧客の負担になったり、消化不良をおこすことがあります。
 
したがって、顧客の状態や求めていることをしっかり把握し、顧客の満足+α
(20%?)くらいの満足が一番好ましいのではないかと思います。
 
最初から感働をしてもらおうと思って、いろいろ試行錯誤してもサービスの
本質から離れたところの企画では意味がありません。
サービス自体の質の高いかかわり、これこそが感動の源だと考えます。
 
企業それぞれの顧客満足について、今一度再考すると同時に、
感働してもらえるサービスの商品化も企業にとって大変重要な課題と思います。
 
 
次回は、「チームワーク」についてです。
 
 
 
2009年03月09日 【社長日記】

 

先週の金曜日に、名古屋の某ホテルで、渡辺喜美氏と江田憲司氏の
「国民運動体」フォーラムに参加してきました。
恥ずかしながら、政治家(衆議院議員)の方の講演を聞くのは初めてでした。
 
お二人の講演の主旨は、国民の手に政治を取り戻すというもので、
官僚主導の現行政治では、日本は危ないというものでした。
 
話の内容については、人それぞれの受け止め方があってよいと思いますが、
私が感動したのは、ご両人とも演説の迫力があり、使命感があったということです。
 
この迫力と使命感は、凄まじいものがありまして、波動となって私に伝わってきました。
何かものすごい活力を頂いたと思います。
 
たまたま、友人に勧められ参加した訳ですが、貴重な体験をさせてもらいました。
講演が終ったあと、ご両人に握手したい気分で一杯でしたが、
すでに、周りの人に取り囲まれていましたので、ご遠慮させてもらいました。
 
あのような政治家に是非、日本の将来を託したいと思うのと同時に、
我々国民一人ひとりが、行動をおこしていかないと、日本の将来はないと
考えさせられた次第です。
 
それでは、持ち味カード第34号は、「人脈づくり」についてです。
 
 
 
●「人脈づくり」
定義) 成果を上げるために必要なネットワークを作り上げる。
●行動例でチェック)
1.人脈のありそうなキーマンには定期的に連絡を取り、情報交換をしている。
2.定期的に交流会や業界セミナーに参加し、自分の人脈に加えたいと思う人と
名刺交換をしている。
3.知人に知人の紹介をしている。
4.相手のメリットになりそうな情報は惜しみなく全て無償で提供している。
 
上記人脈の定義には、 「成果を上げるために・・・・」
あります。ビジネス上は確かにそのような面も大切でしょう。                        
 
ただし、本質的な人脈のあり方とは、他人の幸せと自己の成長のために必要なもので
あると思います。
ビジネス上の成果は、それらの結果です。
 
昔ある人が、人脈を「自分が困って意見を求めたときに、気軽にああいいよと言って、
アドバイスをくれる人」と言っていました。
 
またその方は、毎回困った都度に、アドバイスを求め続けていると、人脈はすぐになくなる
とも言っていました。
なるほどって感じです。
 
要するに同じ人に対しアドバイスを貰うばかりでなく、
アドバイスを与える人にもならないといけないということです。
 
人脈を形成したいと思えば、まずは自分から困った人に対し、
惜しみなく無償でアドバイスをすることが大切でしょうね。
まさに、ビジネスこそ最初はそうであるべきだと思います。
 
みなさんは、相手に求めることを優先していませんか?
また、自分の利益を第一に人と接していませんか?
 
簡単そうでなかなかできない、これが人脈です。
 
次回は、「顧客志向」についてです。
 
2009年03月02日 【社長日記】

 

先週土曜日に、仕事で久しぶりに東京へ行ってきました。
東京駅に着いたのは13:00頃でしたが、雪が降っていました。
東京では、今年初めての雪だということです。
本当に温暖化ですね。
 
話は変わりますが、私は名古屋を本拠にしているせいなのか、
東京は不景気(表面的?)な感じがしません。
 
夜、体が疲れたのでマッサージに行ったときの話しですが、
マッサージ師に、「この不景気でお客減りましたか」と尋ねたところ、
「全然変わっていません」という返事が返ってきました。
 
名古屋のマッサージ屋では、お客が20%くらい減った(特に昼間のサラリーマン)と
聞かされるのですが、東京は事情が違うようです。
東京では、マッサージが生活する上での必要経費になっているのでしょうか?
 
その後、大学の先輩(大手証券会社系のシステム会社勤務)と飲んだのですが、
さすがに、大きな仕事は激減しているということを話してくれました。
ただ、先輩には悲壮感は感じませんでしたし、新しいサービスを考え中という
ことでした。先輩の周りもそんな感じだそうです。
 
いつまでこの不景気が続くのか全くわかりませんが、朝のこない夜はないので、
東京(人)を見習って、私も元気にいきたいと思います。
こんな時期は、危機感を持ちながら、新しいことを考えるにはいい時期かもしれません。
 
それでは、持ち味カード第35号は、「失敗を活かす力」についてです。
 
●「失敗を活かす力」
定義) 失敗の原因について冷静に把握し、その経験を将来のノウハウにする。
●行動例でチェック)
1.プロセスを各段階に分解し、失敗の原因を突き止めている。
2.次の仕事に失敗の対策案(やり方、補強、強化など)を取り込んでいる。
3.失敗は成功へのステップとして、改善、努力を続けている。
4.他者の失敗を教訓にして、自分の業務に活かしている。
 
失敗には、小さなものから大きなものまでいろいろありますが、
小さな失敗の積み重ねが非常に怖い感じがします。
 
小さな失敗は、自分では認識をしていなかったりしますが、
確実に大きな失敗を生む土壌を形成しているような気がしてなりません。
 
特に、人間関係や毎日の仕事の小さな失敗の積み重ねにおいては、
足元をすくわれることがあると思います。
 
人間関係でしたら、信頼していたパートナーに裏切られるということもありますし、
仕事でいったら、大きな事故を引き起こすといったことなどです。
 
小さな失敗というのは、自分では気づいていないことが多いので、
習慣化しやすいと思います。
 
周りに小さな失敗を見逃さず、指摘してくれる人がいてくれると、
本当にありがたいのですが、そのような人は、最近余りいなくなってしまいました。
 
失敗を活かす力というのは、「失敗の原因について冷静に把握し、
その経験を将来のノウハウにする。」という大変前向きなことですが、
これは本人も失敗したと認識できるレベルの失敗だと思うのです。
 
小さな失敗を繰り返さない、習慣化しない、このことが最も大切なことだと
思います。
そのためには、素直に相手の言うことを聞き入れる、失敗を指摘してくれる
友人やメンターを持つことが大切ですね。
 
皆さんは小さな失敗に対し、口うるさく言ってくれる人をお持ちですか?
持てていない人がいましたら、今からでも遅くはありませんから、
そういう人を頼んででも探してみてください。
 
次回は、「人脈づくり」についてです。
 
 
 
 
 
2009年02月23日 【社長日記】

 先週水曜日ですが、某研究会のセミナーで講演をさせていただきました。

テーマは「働きがいのある良い会社」です。

その研究会は、経営者が集まる場所なので、「面白そうなので聞きにきました」
と言って下さる社長さんもいました。
 
テーマが「働きがいのある良い会社」なのに、私は冒頭から労使トラブルに
見舞われている会社の事例(悪い会社といっては言い過ぎですが)についてお話ししました。
前半が悪い事例、後半が良い会社のお話しの構成です。
 
講演が終わりましたら、皆さん一様に「よい会社の話を具体的にもっと聞きたかった」
とおっしゃっていました。
実は私は逆で、悪い会社の話をもっと聞いて欲しかったです。
 
経営者は、なぜか良い話に飛びつく傾向が顕著ですね。
私は、失敗や悪い話にこそ、学ぶ材料が凝縮されていると考えています。
もっともっと、そこを突き詰めて考えていかないといけないと思います。
 
そうすれば、自ずと良い会社になるためには、何をしたらよいか見えてきます。
経営者はじっくり足元をみて、一歩一歩着実に良い会社に向けて、実践を積む
ことが大切なのではないかと思います。
 
それでは、持ち味カード第34号は、「問題解決」についてです。
 
●「問題解決」
定義) 問題の原因を明らかにし、対策を講じる。
●行動例でチェック)
1.問題の発生した大もとの原因を突き止めている。
2.問題を発生頻度順に分類している。
3.「人的要因」「技術的要因」「設備上の問題」「教育上の問題」などを明らかにしている。
4.Plan-Do-Check-Actionのどこに欠陥が生じたのかを確認している。
 
世の中、政治や経済、一企業の経営も問題で溢れています。
社会や経営環境も刻々と変わりますので、問題が発生すること自体は
やむをえないのですが。
 
私は問題を解決するためには、問題の根本を突き止めることが重要だと考えますが、
多くの方は、問題の根本を突き止めることがやはり苦手のようです。
 
なぜか?下記のような原因(?)があるのではないかと考えられます。
     仕事が忙しい(目先の仕事に追われる)
     問題の根本を探る考え方(技法)やステップを知らない
     直接利益を生むようには感じられない
 
こんなことを言うと、「そうは言うけれど現実問題は・・・・・」
という言葉が返ってきそうです。
では、どうしたらいいのか。
 
私は、二人か三人でチームを組んで、問題解決に取り組むと、
短期によい問題解決ができると思います。
チームを組むと、いろんな角度からアイデアが出てきますし、
お互いを刺激し合えるので、とても効果があります。
 
一人で問題を解決しようと思わず、また問題解決を依頼する方も
チームで解決するように依頼すると、突破口が見出せるのではないかと
考えます。
 
これからはチーム力が、組織やそこで働く人々の成長に
ますます大きく貢献する時代だと思います。
 
次回は、「失敗を活かす力」についてです。
 
 
 
 
2009年02月16日 【社長日記】

 

このあいだの土曜日は、正月以来地元蒲郡に行ってきました。
目的は、中学校の同窓会の打合せです。
 
打合せと言っても、寿司屋を経営する友人の店で、飲み食いしながらです。
これがなかなかリラックスでき、地元らしくてよかったです。
 
打合せには、私を含め6人が参加してくれました。
みんな元気で、約30年前と容姿や考え方、しゃべり方も全く変わらず、
本当にある意味楽しかったですね。
(中学生くらいで人間の基本が固まるんですかね?)
 
私は現在では、名古屋に住居を構え仕事していますので、
残念ながら地元には、全然貢献できていません。
今までも、消防団や厄年会など、いろいろな行事がありましたが不参加で、
迷惑をかけっぱなしでした。
 
今度こそは地元に貢献と思い、中学の同窓会のお世話を引受けた次第です。
正直、地元のいろいろなしがらみや濃い人間関係も、一時はいやな時がありましたが、
最近、少しづつ見直しつつあります。
 
同窓会は8月ですが、それまでいろいろなプロセスが楽しみです。
 
それでは、持ち味カード第33号は、「業務改善」についてです。
 
●「業務改善」
定義) 既存の業務をより効率的に行なうための工夫や手順を考え、組み立てる。
●行動例でチェック)
1.業務の手順にムリ、ムラ、ムダはないか常に見直している。
2.業務の統廃合、標準化を行なっている。
3.現状の業務のコストを算出し、IT技術を活用して業務省力化システムをつくっている。
4.不要と考えられる作業人数や工程は、思い切って削減、廃止をしている。
 
業務改善と聞くと、私が大学卒業後入社した某大手自動車部品メーカーを
すぐに思い出します。
 
今はどうか知りませんが、約20年前には、毎月のように改善提案1件を
改善提案というかたちでさせられていました。
「させられていた」と言うのは言い過ぎですが、当時改善について何も分からない
自分にとっては、そう感じざるを得ませんでした。
 
当時私は事務系社員で、事務改善のような改善を出していました。
現場とは違い、事務の改善には非常にネタが思いつかず、苦労しました。
 
業務改善について、言えることが一つだけあるとすれば、
それは、「業務改善を本当にしている会社」は、人材が育っているということです。
その結果は、当然会社の業績や成長に跳ね返っていますね。
 
業務改善は機動性がある中小企業のほうが取り組みやすいと考えます。
本当に小さなことでいいので、まずはとにかくやってみるということが、
大切なのだと思います。
Sなんかも業務改善の第一歩かもしれません。
 
本物の業務改善は、やらされていてはよいものが出ません。
現場から自然と出てくる改善が、価値がありますね。
 
次回は、「問題解決」についてです。
 
 
 

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