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社長日記

伊那食品工業㈱の視察

2011年07月08日 【社長日記】

 

こんにちは。近藤です。

 
先日(7月1日)、長野県伊那市にある伊那食品工業㈱へ、
ご縁があって企業視察に行ってきました。
 
ご存知の方もいらっしゃると思いますが、かんてんぱぱブランドで
有名な寒天製品を製造している会社です。
 
また、 『日本でいちばん大切にしたい会社』 や、同社塚越寛会長の執筆された
『リストラなしの年輪経営』
が話題を呼んだのも記憶に新しいところです。

   

 

お恥ずかしながら、私は伊那食品さんのことは名前は知っていましたが、
どんな会社なのかは全く知りませんでした。
 
企業視察では、同社の塚越専務に会社のこれまでの歴史、会社の目的や考え方
についてご教授いただいた上に、オフィスや工場を案内してもらいました。
(本当にお忙しい中、ありがとうございました)
 
私の伊那食品さんの第一印象は、敷地を含めオフィスがとても綺麗だということと
社員の皆さんが笑顔であふれており、そのようなオーラが会社全体を
包みこんでいるなと感じたことでした。
 
ちょっと今まで感じたことのないオーラでした。
 
話は変わりますが、伊那食品さんの「社是」は、
「いい会社をつくりましょう ~たくましく そして やさしく~」 です。
 
ものすごくシンプルです。
 
「いい会社」とは、単に経営上の数字が良いというだけでなく、
会社をとりまくすべての人々が、日常会話の中で「いい会社だね」と言ってくれる
会社のことだそうです。
 
伊那食品さんでは、この社是を実現するために「会社としての心掛け」と
「社員としての心掛け」を明文化し、実践されています。
 
今回、企業視察をさせていただいて、いろいろと本当に多くを学ばせていただきましたが、
私の一番の収穫は、伊那食品さんの企業目的である「企業は本来、会社を構成する
人々の幸せの増大のためにあるべきです」を教えていただいたことです。
 
経営者としては、原点に戻れたような気がします。
また、当たり前の事かもしれません。
 
現代では厳しい経営環境にさらされているせいか(環境のせいにしてはいけませんが)
企業の本来の目的と手段を取り違えている経営者も多いようにも感じます。
 
売上げや利益なしには企業の存続はあり得ませんが、よくよく考えてみると社員を幸せ
にする手段にすぎないのだと思います。
 
「日本一になる」「業界NO1になる」「売上目標達成」など、
目標としては大切なのでしょうが、そのことで社員が本当に幸せになるかどうか
を考える必要があると思います。
 
私は、伊那食品さんの「いい会社」づくりを、皆さんに真似しましょうなんていうつもりは
毛頭ありません。ただ、業種や業界が違っても企業の継続のために非常に参考になることが
沢山あると思います。
 
私もデライトらしい「いい会社」づくりのために、伊那食品さんを参考にして、
小さなことから始めてみようと思います。
 
最後に、伊那食品さんに関してお知りになられたい方は、同社HPが参考になりますので
是非ご覧になってください。
http://www.kantenpp.co.jp/corpinfo/index2.html
 
また、お時間のある方は、塚越会長の執筆された『リストラなしの年輪経営』を読まれると
会社経営に役立つと思います。
 
私は伊那食品さんの視察を終えて、「いい会社」づくりのお手伝いがしたいなと
強く思うようになりました。今後のライフワークにしていきたいと考えています。
 
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