先月フランスで行われた自転車レース「ツール・ド・フランス」。 そのレースに今年再復帰した話題の選手が、ランス アームストロングです。彼は若くして癌に侵されながらもそれを克服し、再びレースに復帰、前人未到のツール・ド・フランス7連覇を達成した後、引退していた偉大な選手です。
彼の今までのキャリアに関して結果だけを見ていると、スーパーマンです。しかし、彼は生まれながらにしてスーパーマンだった訳ではなく、彼自身の地道な努力と、どんなに可能性の低いことに対しても、不屈の精神で向かっていった姿勢が、彼をスーパーマンにしたのです。
彼のレース中の走りについて、マスコミは「彼はフランスの丘や山を飛ぶように上っていった」と評したそうですが、彼は「飛ぶように上ることなどできない。僕にできることは、ゆっくりと苦しみながらも、ひたすらペダルをこぎ続け、あらゆる努力を惜しまず上っていくことだけ。」と著書の中で述べています。
自分の努力や不屈の精神以外にも、自転車レースで勝利するためにはチームのサポートが欠かせません。チームワークや、レースを組み立てる頭脳も必要なのです。彼はそれも勿論わかっていて、自分の勝利は自分一人で得たものとは考えず、みんなのサポートがあってこその勝利であると述べています。
成功したときのイメージを持つことは必要ですが、成功はおそらく、彼が言っているように、ゆっくりと苦しみながらひたすらペダルをこぎ続けていたらいつの間にかたどり着くもの、そして周りのみんなの協力があってこそ得られるものなのでしょう。
「地道な努力と、周りへの感謝」これを忘れてはいけない、と学んだ夏でした。
(労務管理アウトソーシング事業部 鈴木)