先週水曜日ですが、某研究会のセミナーで講演をさせていただきました。
テーマは「働きがいのある良い会社」です。
その研究会は、経営者が集まる場所なので、「面白そうなので聞きにきました」
と言って下さる社長さんもいました。
テーマが「働きがいのある良い会社」なのに、私は冒頭から労使トラブルに
見舞われている会社の事例(悪い会社といっては言い過ぎですが)についてお話ししました。
前半が悪い事例、後半が良い会社のお話しの構成です。
講演が終わりましたら、皆さん一様に「よい会社の話を具体的にもっと聞きたかった」
とおっしゃっていました。
実は私は逆で、悪い会社の話をもっと聞いて欲しかったです。
経営者は、なぜか良い話に飛びつく傾向が顕著ですね。
私は、失敗や悪い話にこそ、学ぶ材料が凝縮されていると考えています。
もっともっと、そこを突き詰めて考えていかないといけないと思います。
そうすれば、自ずと良い会社になるためには、何をしたらよいか見えてきます。
経営者はじっくり足元をみて、一歩一歩着実に良い会社に向けて、実践を積む
ことが大切なのではないかと思います。
それでは、持ち味カード第34号は、「問題解決」についてです。
●「問題解決」
定義) 問題の原因を明らかにし、対策を講じる。
●行動例でチェック)
1.問題の発生した大もとの原因を突き止めている。
2.問題を発生頻度順に分類している。
3.「人的要因」「技術的要因」「設備上の問題」「教育上の問題」などを明らかにしている。
4.Plan-Do-Check-Actionのどこに欠陥が生じたのかを確認している。
世の中、政治や経済、一企業の経営も問題で溢れています。
社会や経営環境も刻々と変わりますので、問題が発生すること自体は
やむをえないのですが。
私は問題を解決するためには、問題の根本を突き止めることが重要だと考えますが、
多くの方は、問題の根本を突き止めることがやはり苦手のようです。
なぜか?下記のような原因(?)があるのではないかと考えられます。
① 仕事が忙しい(目先の仕事に追われる)
② 問題の根本を探る考え方(技法)やステップを知らない
③ 直接利益を生むようには感じられない
こんなことを言うと、「そうは言うけれど現実問題は・・・・・」
という言葉が返ってきそうです。
では、どうしたらいいのか。
私は、二人か三人でチームを組んで、問題解決に取り組むと、
短期によい問題解決ができると思います。
チームを組むと、いろんな角度からアイデアが出てきますし、
お互いを刺激し合えるので、とても効果があります。
一人で問題を解決しようと思わず、また問題解決を依頼する方も
チームで解決するように依頼すると、突破口が見出せるのではないかと
考えます。
これからはチーム力が、組織やそこで働く人々の成長に
ますます大きく貢献する時代だと思います。
次回は、「失敗を活かす力」についてです。