「人材不足」「採用難」「後継者不足」など、中小企業の組織人事環境は大変困難な状況に直面しています。
このような状況下にあって、会社の魅力を高め継続していくためには、知識やテクニックではなく、社員一人ひとりの持ち味を引き出し、お互いに活用していくことが必要です。
本講座は、人の持ち味に焦点を当て、当事者意識や成長意欲を刺激し気づきを与え、自信と誇りを持って働けるよう背中を押す、「持ち味ファシリテーター®」を養成するものです。
持ち味ファシリテーターが継続的に企業内で持ち味を活かし合う活動をすることで、人と組織に変容をもたらし、社員の自立と活力ある組織づくりに貢献できるものと考えます。
(一般社団法人 個を活かす組織づくり支援協会 代表理事 近藤圭伸)
【持ち味ファシリテーター®】
個人の持ち味を最大限に発揮・習慣化させ、自信と誇りをもって働くことができるよう背中を押し、自立を導く支援者。
【持ち味ファシリテーター®の支援サイクル】
【概要】
本講座は「持ち味ファシリテーター®」を養成するものですが、持ち味ファシリテーターは、持ち味に焦点を当てた各種ワークショップを企業で実施することで、社員の自立を支援します。そのため各種ワークショップの運営方法、ツールの使い方を習得します。また、同時に人間性を高める上での「持ち味」の素晴らしさや奥深さを理解し、持ち味経営の推進ができる土台を習得します。
【目的】
個人の持ち味を最大限に発揮・習慣化させ、社員の自立を導き支援する持ち味ファシリテーター®の養成
【特徴】
本講座統括ディレクター講師:三村邦久氏
1961年2月兵庫県生まれ。株式会社アイパートナー代表取締役・中小企業診断士。
酒米の王様「山田錦」を育てる父親の愚直な働き方を見て育つ。神戸商科大学(現兵庫県立大学)卒業後、電子部品メーカー勤務時に27歳で中小企業診断士資格取得。経営コンサルタント(社長参謀)として、中小・中堅のオーナー企業を中心に経営者の抱える問題解決に取り組む。39歳で独立。現在は個人と組織の潜在能力を引き出すコンサルティングに取り組んでいる。
対象者 | 企業の教育担当者・管理者・一般社員、社会保険労務士、中小企業診断士、キャリアコンサルタント、経営コンサルタント、研修講師、その他、経営支援に関わる方。 |
日時 | 2020年1月24日(金)10:00〜17:00 |
定員 | 限定16名(最少催行人数8名) ※開催日14日前までに最少催行人数に達しない場合は延期となります |
受講料 | ・一般:50,000円(税別) ・ライセンス契約者:40,000円(税別) ・ライセンス契約者以外の方の再受講:25,000円(税別) ※当日現金でお支払いください ※受講料の中にはデータ提供料およびコンテンツの使用権が含まれます ※三村邦久著『豊かな働き方 貧しい働き方』『うーにゃん先生の持ち味コーチング』(フーガブックス)を進呈いたします ※講座では「持ち味カード」を使用しますが1個進呈します。事前に購入していただく必要はありません |
講座修了者の特典 | (1)協会から持ち味ファシリテーター®の認定証を発行します (2)持ち味ファシリテーター®の名称とロゴが使途に関わらず永久に使用できます |
会場 | ウインクあいち 会議室1007 愛知県名古屋市中村区名駅4丁目4-38 (アクセス→) |
申し込み |
「持ち味ファシリテーター®講座」申込みフォーム よりお申し込みください(別ウィンドウが開きます) |
懇親会 | 17:30より懇親会を開催いたします(会費4,000円程度・2時間) ※懇親会は希望者のみです |
共催 | デライトコンサルティング株式会社、株式会社アイパートナー |
後援 | 一般社団法人個を活かす組織づくり支援協会 |
お問い合わせ | デライトコンサルティング株式会社 電話:052-937-5615 / メール:info1999@delight-c.com |
1.持ち味を活かした豊かな働き方
・モチベーションとは
・AI時代の働き方とは
・豊かな人生と仕事
・【演習】仕事のどこに、楽しさを感じるか?
2.持ち味の理解
・持ち味とは?
・持ち味は楽しさの原動力
・持ち味発揮のフレームワーク
・持ち味発揮もプロセス
・持ち味の分類、味の価値
・持ち味は「徳」である
3.持ち味の窓ワークで自己理解と他者理解を深める
・【演習】持ち味の窓ワークショップ(アドバンス編)
・仲間の意見を聞く
・【演習】持ち味経験エピソードのまとめ
1.持ち味から将来の可能性を探る
・【演習】こんな持ち味をもった人はどんなことができそうか?
・【演習】持ち味発揮3年後の姿を伝える
2.持ち味を活かした成長ストーリーづくり
・【演習】持ち味を活かした成長ストーリー策定
・【演習】成長ストーリーの発表
3.持ち味を磨く習慣づけ
・習慣とは何か?
・習慣化のコツ
・【演習】持ち味を磨く習慣化目標の設定
・【演習】持ち味の振り返り自己点検(振り返り相互インタビュー)
三浦睦子さん:
この講座のワークは、これまでの実績に基づいたクオリティの高さで、受講生としてもファシリテーターの卵としてもすごく楽しかったです。
第一部、「持ち味の窓」ワークについては、持ち味カードを使うことでの効果がとても大きいことを実感しました。お互いに自己開示したり助言しあうことはやってきましたが、それだと自分が思いつく以上のアウトプットはできません。受講者の経験やボキャブラリーに依存しがちです。しかし、持ち味カードを使うとふかん的に捉えることができるのですごく良いと感じました。特に「宝の持ち味」については、他者から見つけてもらうことで自分の可能性が広がり、自己肯定感、自己重要感が高まりました。素直に嬉しかったです。
第二部の持ち味3つからどんな立場でどんなことをしているのかを考え合うワークでは、実際に想像していくうちに相手に成長してほしい気持ちが高まり、チームとしての充実も図れました。“成長ストーリー”もここまでのプロセスがあるのでワクワクしながら作ることができました。そして最後に学びで終わらず、習慣化のプランニング、定期的なインタビューの効果も確認でき、本当にすばらしいと思いました。
関谷聡さん:
今日は大変意義ある講座でありました。言語化することにより、かなりはっきりと自分の立場が理解できました。公社での導入の相談をさせてください。ありがとうございました。
尾形幸治さん:
新しい発見が沢山ありました。言語化、話す事でより明確になり、ファシリテーターとしてもさらに実践できそうです。ありがとうございました。
野村有魅さん:
ワークショップでは、内面をしっかり自問自答しながら志を引き出すプロセスに感動いたしました。また、テキストの中で論語の思想がさりげなく組み込まれていて、講座内容の定義づけの根拠として軸がしっかり打ち出されていました。
越智成悟さん:
三村先生の本『豊かな働き方 貧しい働き方』を読ませていただいて、ほぼ私の考え方・価値観と同じでしたし、講座の内容、ワークショップは大変参考になりました。今持っているコンテンツとの連動、組み合わせなどバリエーションを増やすことも可能かと考えています。データを頂けて大変ありがたいと思います。
吉川廣邦さん:
持ち味カードを使って、従業員個々人の働くことに対する意識を高めることだけでなく、企業の活性化、業績の向上にまで結びつける方法があるとは考えに及ばず、目から鱗の講座でした。
藏岡英樹さん:
テキストの内容が大変充実していて分かりやすかったです。1日でしたが改めて持ち味カードの素晴らしさを知ることができ、今後持ち味ファシリテーターとして十分に講座内容を活用したいです。今までにない研修だったので、大変有意義な時間でした。
大場貴之さん:
まだ開業したばかりの若輩者の私がこのような講座に出てしまい、場違いかなと不安もありました。しかし、三村先生、他参加者の皆さんに大変よくしていただき感謝しています。まさに、皆さんに承認して頂いたのだと思っています。持ち味ワークショップの目的と私のサポートしたい会社づくりが合致しており、ぜひ実践していきたいと思います。